LEN(レン)関数・LENB(レン ビー)関数の使い方

エクセル関数基礎

機能

LEN関数は、指定した文字列の文字数を返す関数です。長さを意味するLengthから名前が付けられています。

LENB関数は、指定した文字列のバイト数を返す関数です。長さを意味するLengthと、バイトを意味するByteから名前が付けられています。

記述ルール

LEN関数およびLENB関数は次のように記述します。

=LEN(文字列)
=LENB(文字列)

字列には、文字数(またはバイト数)を調べたい文字列を指定します。

=LEN("あいうえお")
=LENB("あいうえお")

1つ目の数式の計算結果は5、2つ目の数式の計算結果は10です。

計算結果に違いが出るのは、ひらがなが2バイト文字(1文字が2バイトの文字)だからです。

2バイト文字としては、ひらがな、漢字のほか、全角のカタカナ・英数字・記号などが該当します。

1バイト文字としては、半角のカタカナ・英数字・記号などが該当します。

このため、上記の数式の引数を”aiueo”に替えると、どちらも計算結果は5になります。

注意点

バイト数にこだわる必要がなければ、LEN関数を使うだけで充分でしょう。

LENB関数を使うときは、違いを意識して使用しましょう。

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